山の幸ー食べられるキノコ(1)
今年はキノコはどうも不作らしいです。
例年なら、庭にリコボウなど色々なキノコがニョキニョキ
生えてきますが、リコボウはまだ姿を見せない。
最近は技術が進んで、アカマツの根元にマツタケの菌が集まる「シロ」(菌根)を半人工的に作ることに成功したとのこと。そろそろ我が家の台所にも登場間近か!!期待しています。
この辺りは霧の発生が多くて、キノコにとっては大変住みやすいちいきになっています。
理由は「八ヶ岳連峰」の西側に降った雨は太平洋側の天竜川に流れ、東側の雨は日本海側の千曲川(新潟県に入り信濃川)に流れる。丁度この辺りが日本海/太平洋の「分水嶺」となっている為。
我が家の庭続きの裏山にはお馴染みの「リコボウ」、「ムラサキシメジ」と「ベニテングタケ」など色々な茸が沢山出ます。
このうち「ベニテングタケ」は少々「毒」があるが、地元では「塩漬け」にすれば問題ない!と言われているが、鳴いたり、喚いている程度ならば良いが、痺れたり、呼吸困難になったりすると怖いので試したことがない。
古くは縄文の遺跡から「キノコの形をした土器」が発見されており、古来より「山の幸」として日本人に楽しまれて来たようだ。
万葉集 10巻 2233
高松の この峰も狭に 笠立てて
満ち盛りたる 秋の香りのよさ
森の人