2019-01-01から1年間の記事一覧

蓼科山365日 10-23-19 霜降

今日は暦の上では「霜降の候」、この頃になると霜が降り秋は一段と深くなり「霜の季節」。 しかし今年はまだ霜は降りていない。今年も温暖現象か?富士山や日本アルプスの一部では、すでに冠雪があり、山々の頂は白い衣で覆われ始めているのだろう。 庭では…

牛蒡のキンピラ作り

今日は天気が悪く朝から「牛蒡のキンピラ」作りです。 材料は牛蒡 3パック、キャノーラ油、ゴマ油、タカノツメ 2本、砂糖、醤油、ミリン、料理酒。分量は全部適宜、味をみながらの料理です。 土付きの牛蒡を水洗いして、「ささがき」が大変です。少し水を…

蓼科山365日 10-22-19 空中鬼

昨日は濃霧で「一寸先は闇」状態、今朝は無慈悲にも「大雨」です。被害地に追い打ちの雨です! 最近、「酸性雨」についてTVでもあまりニュースになっていない、はたして大丈夫? かってNYの「女神像」はボロボロになった。犯人は「酸性雨」です。 他にも…

紅葉ーツタウルシ

白樺街道沿いの唐松平辺り、蓼科牧場の信号より蓼科山七合目登山口までの標高1600~1700mくらいの所から白樺とダテカンバの樹が入り混じって彩りに変化を持たせてくれています。 辺りにはカエデ、ドウダンツツジ、レンゲツツジ、ナナカマドなどの紅…

蓼科山365日 10-21-19 千曲川の歴史を振り返って

令和元年の台風19号で甚大な被害を日本列島にもたらせました。特に長野県を流れる千曲川です。「あばれ千曲」の異名があります。その歴史を振り返ってみました。 千曲川は長野県川上村、埼玉県、山梨県の3県の境にある甲武信ケ岳にその源を発し、新潟県に…

山に住むイナゴ?バッタ?

標高1500mの高原に「イナゴ」と思しき「バッタ」がいる? 見たところ「殿様バッタ」とは色と大きさが随分違い小さいので、「イナゴ」かなと思う。 イナゴは子供の頃によく食べたので、捕まえて食べてみるとイナゴかバッタか判明するのだが! 漱石の「坊…

蓼科山365日 10-20-19 追憶

すっきりした秋晴れが望まれませんが、今朝の気温は5度と冬は確実に近づいている。 この辺りの紅葉は一段と色が濃くなり、一部枯れ葉となり、吹き溜まりに集まっているようです。 ヨネ.ノグチの詩に「恋愛は枯れるであろうが、追憶は永遠に青い」という個所…

秋の田園風景ー稲刈り

秋の風景の風物詩である「稲刈り」という言葉はまだ健在か? 機械化され、「カマ」をもって「稲を刈る」ということもなく「コンバイン」であっという間に終わってしまう昨今です。 その後の乾燥に関しては、立科ではまだ「はざかけ」を二段掛けでやっている…

蓼科山365日 10-19-19 黄葉から紅葉へ

一雨ごとに秋は深まり、気温も毎日一桁に下がり、冬が駆け足で近づいているようです。 「紅葉梅雨」ではなく「すすき梅雨」と言う言葉があるようです。 黄葉、紅葉が始まっていますが、昨年と比べまだ色にメリハリがないような気がする。 山野の草木が美しく…

紅葉ー白駒の池

標高2127m国道299号(別名メルヘン街道)の茅野市側の蓼科高原から佐久穂町側の八千穂高原に抜ける峠にあります。 人気ランキングでは全国18位、長野県内では1位だそうですが、今年は全般に色が悪くどうか。 峠から「白駒の池」まで徒歩で20分…

蓑虫の財布

最近、蓑虫(ミノムシ)を見かけるのがあまりない。もう半世紀ほども前に、蓑虫で財布を作ってもらった。あまり使っていないが、まだ大切にして持っています! 田舎育ちであったので、身の周りには沢山蓑虫があり簡単に集めることが出来た。財布を作ろうとす…

蓼科山365日 10-18-19 秋の風物詩.蓑虫

また週末は追い打ちの秋雨前線の影響で愚図ついた天気が続きそうです。 秋雨が続けば、気温はぐっと下がりだし室内も10度くらい。 このところ朝と晩はストーブが必要になってきました。 樹々の枝や葉から細い糸をたらし「ミノムシ」がぶら下がっている風景…

蓼科山365日 10-17-19 紅葉雨

今年の秋の長雨と台風は、雨と共に色づいた葉を落ち葉にしてしまった。 いっそ「紅葉雨」(モミジ雨)とでも名付けたらどうか?「モミジ雨」という言葉があるかどうかは知らない。 「一雨ごとに春めく」はよく聞くが、「秋めく、冬めく」は聞いたことがない…

田園風物詩ー稲倉の棚田

信州上田にある日本の棚田百選の一つです。 昔は「千枚田」とか「段々畑」などと呼ばれていたが、最近は「棚田」で統一されたのか? 東南アジアや山岳民族では山奥まで開墾しければならず、土地を無駄なく活用された結果、出来上がったのだろう。 「雄大な原…

蓼科山365日 10-16-19 ススキの穂

まだまだ台風の爪跡が残り、裏の林道は雨で深くえぐられプチ.グランドキャニオン状態のまま.....。 季節は関係なく、一雨ごとに秋は深まっています。今朝の気温は4度で今シーズン最低温度です。 ススキの穂も気のせいか哀れを感じる、もともと「ススキ=物…

蓼科山365日 10-15-19 御射山遺跡

我が家から見ると「蓼科山」の反対側に「霧ヶ峰」があり、そこに「御射山遺跡」があります。 鎌倉時代には全国から武士たちが集まり、流鏑馬などの奉納射技が行われたらしい。 今でも雑草に覆われていますがその後は見られる。 諏訪神社の「御射山祭り」には…

紅葉ー四季の高燈台(タカトウダイ)

山野草の中には春、夏、秋とそれぞれ特徴をもって楽しませてくれる植物がある。 山菜にもなるし、紅葉を楽しませてくれるのもあり、また中には毒草もありと色々である。 この「タカトウダイ」は花の付き方がちょっと珍しい高山植物です。春には淡い緑の姿を…

蓼科山365日 10-14-19 案山子(カカシ)

今年の稲刈りは台風を避けて早めに済ませたところもあるようです。 田園を歩くと、あちこちで昔ほどでもないが稲架に黄金色の稲穂がズシリ掛かっているのを見かける。 そろそろカカシの役目も終わりになった。 なぜ「案山子」と書くのか? 「かがし」、ボロ…

蓼科山365日 10-13-19 台風19号の爪跡

今回の台風は日本列島の各地に甚大な災害をもたらしました。 地元長野県の千曲川沿いでは、川が氾濫した頃が数か所あり、まだ水に浸かったままです。昔から、「暴れ千曲川」と言われているようです! 我が家は1500mにあり、水害の被害はなったものの、…

蓼科山365日 10-12-19 野分

今回の超大型台風は勢湾台風並みのようだ。 台風第15号(国際名:ヴェラ/Vera)は、1959 年9月26日に潮岬に上陸し、紀伊半島から東海地方を中心とし、ほぼ全国にわたって甚大な被害を及ぼした台風。 当時、名古屋市に住んで居て、高校生だった。被害は大惨事…

蓼科山365日 10-11-19 季節の移ろい

「台風の前の静けさ」なのか、今日は無風で、どんよりとした空模様。不気味な朝を迎えています! 秋らしくなってきたのでしょう。紅葉も一気に黄、赤、茶と変化しているようです。 日本は四季の変化がハッキリしていると言われる。その変化は直線的でなく、…

庭に咲く花ーホトトギス(杜鵑草)

今年の春先に友人から戴いて庭にに植えてあったのが、雑草に混じって花が咲いていた。 咲くまではどんな花だか分らなかったが、花びらに特徴があり、他の植物と保護色になり見つけにくい。 東アジアを中心におよそ20種が分布する毎年花を咲かせる多年草で、…

山の幸ー食べられるキノコ(1)

今年はキノコはどうも不作らしいです。例年なら、庭にリコボウなど色々なキノコがニョキニョキ生えてきますが、リコボウはまだ姿を見せない。 最近は技術が進んで、アカマツの根元にマツタケの菌が集まる「シロ」(菌根)を半人工的に作ることに成功したとの…

蓼科山365日 10-10-19 坐す

今朝は冷え込み気温4度と一桁の雲一つない晴天です。台風の影響で、明日から週末は崩れそう。 「坐る」という字は、「土」の上に「人が二人」すわると書く。その二人とは「自分と自分」であり、 土に坐って自分と自分と対話し、自分の内側を見つめることを…

紅葉それぞれーヤマザクラ

今年は雨が多いせいか、秋が早く訪れるのか、もう桜の葉がまっ赤に紅葉しています。 鮮やかな朱色で、周辺の紅葉に比べ一段と鮮やかです。今シーズンの第一号です。 小さな実をつけますが、苦くて食べれません。 森の人

蓼科山365日 10-9-19 観天望気

今日は晴れの天気予報ですが、霧が掛かり子寒い朝を迎えています。気温6度と少し寒い! 紅葉の色づきは、気温の高い低いのメリハリが必要です。今朝は「女心と秋の空」に代表されるような「山の天気」です! 科学的に天気予報が出来なかった時代には「観天…

湯川温泉ー河童の湯でリベンジ

先日行った「横谷峡温泉」で「湯疲れ」をしてしまったようです。 渓谷を見ながらの温泉は高級?過ぎたのか、欲張って長湯したせいかもしれないが、家に帰ってから体がだるくなってきた。 今回は「毒は毒を持って制す」に因んで「湯疲れ」は「湯疲れ」で以っ…

紅葉それぞれー白樺

今年の紅葉は天候不順のためか、紅葉はまだ一部の樹に限られています。 白樺の場合は赤くはならず黄色っぽくなり散り始めます。 森の人

蓼科山365日 10-8-19 秋の歌

今日は二十四節季の一つ「寒露」、朝露も一段と冷たく感じられ、秋が深まってくる頃。 朝晩の寒さが身に応えてストーブが毎日必要になってきています、時には気温が一桁にもなる。 白樺の葉は緑色、黄色、茶褐色になりヒラヒラと落ちてきて、葉が積もってい…