田園風物詩ー稲倉の棚田

信州上田にある日本の棚田百選の一つです。

昔は「千枚田」とか「段々畑」などと呼ばれていたが、
最近は「棚田」で統一されたのか?

東南アジアや山岳民族では山奥まで開墾しければならず、土地を無駄なく活用された結果、出来上がったのだろう。

雄大な原風景に抱かれながら「稲作の原点」にふれるから;

日本人ならば誰もが心打たれる圧倒的な絶景が、悠久より稲倉の棚田にある。そこには今も古墳が残されており、太古より続く人々の営みを標す。

ここは人々の非常な努力により急斜面の木々が払われ、石と土とで土手が築かれ、水が引かれ、永い年月をかけて稲穂が稔る豊かな棚田となった。」

農業の機械化と共に、非効率さゆえに時代から取り残された棚田は日本全国にあります。

「棚田オーナー」や「棚田サポート」の人々の協力によって「日本の原風景」が保たれている所も多い。

機械(コンバイン)で収穫し機械乾燥したコメよりは、古来より行われている「ハゼ掛け」で天日干しのコメの方が味が良い。

長野県の「日本の棚田100選より抜粋」

宇坪入の棚田、稲倉の棚田、姫小沢の棚田、滝の沢の棚田、よこね田んぼの棚田、重太郎の棚田、青鬼の棚田、慶師沖の棚田、根越沖の棚田、原田沖の棚田、姨捨の棚田、塩本の棚田、栃倉の棚田、大西の棚田、田沢沖の棚田、福島新田の棚田。長野県の全地域にまたがっています。

 

 

森の人