蓼科山365日 10-18-19 秋の風物詩.蓑虫

また週末は追い打ちの秋雨前線の影響で愚図ついた天気が続きそうです。

秋雨が続けば、気温はぐっと下がりだし室内も10度くらい。

このところ朝と晩はストーブが必要になってきました。


樹々の枝や葉から細い糸をたらし「ミノムシ」がぶら下がっている風景は秋の風物詩です。

清少納言はこれを「鬼の捨て子」といい、「風の音を聞き知りて、八月ばかりになれば、父よ父よとはかなげに鳴く、いみじうあわれなり」と書いている。

芭蕉もはかなげに鳴く虫とらえている。

 蓑虫の音を聞くきに来よ草の庵

 

 

森の人